こんにちは!イッシーです。
今回は、キングダム実写映画あらすじ・ネタバレ!原作との違いは?ということでお届けしていきます。
大ヒット連載漫画を実写化した映画「キングダム」が2019年4月に公開されましたが、公開前にはキャスティングにおける評価、実写化は無理ではなかろうか?という評判が出回っていましたが、結果は興行収入56億円を超える大ヒット映画となりました。
また、2019年11月には、DVDレンタルが開始され、TSUTAYADVDレンタルランキングではずっと1位をキープし続けています。
大ヒットの成功要因は、いろいろあると思いますが、なんといっても脚本に原作者である原泰久先生を起用していることが非常に大きいと思います。
映画オリジナルのシーンも新たに加えられたり、原作とは違うキャラクターの登場順序など原泰久先生が脚本に入ったことにより、ストーリーがおかしな方向へいかなかったことも要因です。
キングダム実写映画のあらすじはどういう内容なのか?ネタバレと原作にはないシーンや変更が加えられた原作との違いをご紹介していきますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね!
出典:https://youtu.be/MaIA_PYtNUA
Contents
キングダム実写映画あらすじ・ネタバレ!
【キングダム】を観た。
面白かった❗面白かったが、何かが足りない感じ…
しっくりこない感じがする。全体的に綺麗な感じがする。
それでも映画としての出来は素晴らしいと思う。
万人受けする大作なのは、確かです(*´∀`) pic.twitter.com/2pdZlN2tvs— カワグチ コウジ【第5中】 (@koujichuankou8) November 27, 2019
今も連載中の漫画「キングダム」ですが、2006年に連載をスタートして今ではコミック化、アニメ化そして実写映画化も実現しました。
子供から、大人まで幅広い年齢層に支持をされており、映画化実現はファンがずっと待ち望んでいました。
舞台は、紀元前中国の春秋戦国時代の史実を基に作られた歴史大河漫画であり、天下の大将軍を目指す戦災孤児の少年・信(しん)と中華統一を成し遂げる大いなる夢を抱く秦の若き王・贏政(えいせい)とが幾多の困難に立ち向かいながら、夢の実現を目指すストーリーです。
コミックは、50巻以上発刊されていますが、クーデターを起こした王弟・成蟜(せいきょう)を討つまでの「王都奪還編」までが描かれています。
原作漫画では1〜5巻にあたる部分になりますね。
それでは、映画「キングダム」のあらすじの一部とネタバレを紹介していきます!
漂との別れ・秦の若き王贏政
時は、春秋戦国時代の動乱の中国。
まだ幼い信は、下僕として荷車に載せられているところに大将軍・王騎が率いる大部隊を見て将軍への憧れを抱くようになります。
信は、身売りされたある家で、漂に出会い、漂から「下僕から抜け出すただ一つの道は、剣術を磨き天下の大将軍になることだ!」と教えられ、その後は共に日々の作業の合間を縫って剣術の稽古をつけていきます。
二人が成長したある日のこと昌文君という王宮の文官が訪れ、漂だけが王宮へと召し上げられます。
信は、漂がいなくなった後も1人で剣術の稽古を怠る事はありませんでした。
そして、ある夜、信が納屋で眠りにつこうとした際に外で物音がしたと思ったら、血だらけの漂が倒れ込んできました。
聞けば、秦の王弟である成蟜がクーデターを起こし、王宮が乗っ取られたというのです。
漂は信にある場所が記された地図を渡し、「お前が羽ばたけば俺もそこにいる。俺を天下に連れてってくれ!」と言って力尽きます。
そして、信は託された地図を握りしめると一心不乱に走りだしました。
途中、待ち構えていた追い剥ぎ達を蹴散らすと地図に記された場所へ辿りつきますが、なんと小屋の中にいたのは、死んだはずの漂がそこに座っていたのです。
ひどく取り乱す信でしたが、そこにいたのは秦の若き王・贏政だったのです。
二人の会話のつかの間、贏政が「あまり時間がない!」といった途端、追っ手の襲撃にあいます。
追っ手は、悪名高い暗殺者の朱凶でした。
信は、朱凶が発した言葉で全てを悟り、漂が、贏政の身代わりとして朱凶に殺されたのだと知るのです。
信は朱凶を倒し、フクロウの被り物をした河了貂が現れて「抜け道を案内できる」と言ってこの難を逃れることに成功します。
逃げている最中、信は嬴政に対して怒りをあらわにして、殴りかかります。
信は嬴政から漂は自分の意志で王の身代わりになったと聞かされ、嬴政の成すべき事を聞き、行動を共にすることを誓います。
一方、王宮では王弟・成蟜が、嬴政の首をなかなか取ってこない部下達にいら立ち、罵声を浴びせていました。
と突然、大将軍・王騎が現れ、「昌文君の首を持ってきた」と言い、褒美として昌文君の領土をもらいうけます。
信、贏政、河了貂は、昌文君と落ち合う場所である贏政の先祖穆公(ぼくこう)の避暑地を目指しますが、その途中、毒針の吹き矢を使う「ムタ」の襲撃にあいます。
信は、ムタの放つ毒針の攻撃をうけ怪我を負うものの嬴政の檄によりムタを倒します。
山の民との和平交渉
穆公の避暑地は、400年以上前に山の民と秦が交流していた頃に建てられた建造物で、今も山の民が保存のために状態を維持してくれているというのです。
ここで、嬴政は信に自分の生い立ちと王宮の状態を話し始めます。
嬴政が13歳の時に王に即位しますが、実質的な実権は、右丞相の呂不韋という男が握っており、今は呂不韋が他国へ遠征にいっているところを狙い左丞相・羯氏と結託を組み成蟜が反乱を起こしたのです。
そして、昌文君とその部下達が避暑地にたどり着き、信は昌文君へ漂への怒りをぶつけようとしますが、嬴政の無事な姿をみて涙する昌文君を見てこらえます。
昌文君の副官である壁は、王宮から脱出して逃げる際、王騎軍に追い詰められて、軍の士気が下がっているにも関わらず漂が部隊の先頭に立ち、剣を奮いあげ、本物の王のように味方を鼓舞して勇気を与えたこと、1人囮として走り去ってしまったことを話て聞かせました。
その後、王都奪還への作戦会議をしますが、成蟜側の軍勢は約8万ととても太刀打ちできるだけの兵力が嬴政側にはないと八方塞がりな状態でした。
そんな時、昌文君が「同じ兵力をもつ者がいた!」と発し、山の民の協力を思いつきます。
とはいえ、過去に友好関係があったとはいえ、400年前、秦国が山の民を虐殺したこともあり、和平交渉が簡単にいくとは思えません。
嬴政は過去に犯した先祖の罪を詫びて、自分が抱いている夢を山の王・陽端和に訴え賛同を得て、協力の約束を取り付ける事に成功します。
果たして、嬴政は山の民の協力のもと王都を奪還できるのでしょうか?
キングダム実写映画原作との違いは?
映画『#キングダム』で大好きな台詞🔱⚜️🔱 一番の無念は夢見たものが幻で終わったってことだろうが‼️ 夢を見て何が悪い❓夢があるから立ち上がれるんだろうが❗️夢があるから前に進めるんだろうが‼️🔱⚜️🔱この台詞を聞くと毎回号泣します😂ではみなさま、おやすみなさい⭐ pic.twitter.com/7XAtlhooqZ
— けろさん (@Hepburnhoric) November 24, 2019
映画「キングダム」は、コミック5巻の「王都奪還編」までが描かれていますが、2時間の尺の中で一つのストーリーとして成立させるために、原作から削られたシーン、新たに加えられたシーン、キャラクターの登場する場面変更がなされました。
撮影の都合で、キャラクターの登場タイミングを入れ替えたいとの要望が製作側からあり、原作者である原泰久先生も交えて12時間ぶっ通しの脚本会議が行われたようですね。
いや~すごい!その情熱には頭が下がります。(笑)
原作を知らない方にも、面白いと思ってもらえ、原作ファンの方には新たなシーンを加える事により楽しんでもらえるそんな信念が伝わってきますね。
では、原作と映画との違いをご紹介していきます。
信(しん)が大将軍・王騎をはじめて目にする場面
映画の序盤でまだ幼い信が下僕として売られていく檻付きの荷車の中から、大将軍・王騎をはじめて目にします。
信が乗る荷車の目の前を部下を従えた王騎が砂煙をあげながら、広大な平原を進んでいるのですが、このシーンは原作にはありません。
この時に大将軍である王騎を見て、信は大将軍を夢見たのかもしれませんね!
原作では、漂から下僕から抜け出すためには剣術を磨いて天下の大将軍になるしか道はない!と教えられます。
山の民の宮殿に向かう一行と王都奪還の作戦を練る場所
原作では、贏政だけが山の民に連れて行かれ、信、河了貂、壁がその後を追い結果的に捉えられますが、映画では秦の昌文君以下全員の兵士達が縄で腕を縛られ、山の民の宮殿に連れていかれます。
和平交渉をする場面でも、秦の兵士全員が同席していますが、原作では贏政、信、河了貂、壁の4名で交渉を行います。
そして、映画では、和平交渉が成立した後の王都奪還の作戦を練る場所もそのまま、山の民の宮殿内で行われますが、原作では、贏政の先祖である穆公(ぼくこう)の避暑地で行われています。
ムタが現れるタイミング
原作では、穆公(ぼくこう)の避暑地で寛いでいる河了貂の背後から襲おうとして信と戦闘になり、大きなダメージをムタに与えますが、少しの隙をついて贏政を襲おうとしたところを昌文君に間一髪で倒されます。
映画では、穆公(ぼくこう)の避暑地に向かう途中の竹林の中でムタが現れ、戦闘になり信は放たれた毒針で怪我を負わされますが、贏政の檄によって信は踏みとどまりムタを撃破します。
左慈とランカイが登場する順序の変更
原作では、左慈は王宮への回廊で信と対決し、倒されますが、映画では王宮への回廊で一度姿を現すものの部下達に別働隊の信達を倒すことを命じ、王弟・成蟜がいる王宮に移動しています。
また、原作では肆氏の部下で人斬りとして登場していますが、ドロップアウトした元将軍という設定にすることにより、「元ではあるけど目標とする将軍の男と対峙するのはすごくドラマチックになる。」と原泰久先生がおっしゃっています。
そして、ラストのクライマックスシーンで信と玉座の間でラスボスとして対決します。
ランカイは、原作では成蟜がいる玉座の間で登場し、信達と闘いますが、映画では王宮への回廊で登場して信の一撃を浴びて倒されます。
ちなみに、成蟜の反乱を制圧して、王都を奪還した後にランカイは、山の民に連れらて行動を共にします。
バジオウのキャラ設定
山の王楊端和の優秀な右腕であるバジオウですが、原作では「平地の言葉」を話し信とも会話をしている場面がありましたが、映画では、まったくしゃべれません。
また、原作では楊端和との出会いの回想シーンがありましたが、映画ではそのシーンはなくなっていましたし、ランカイとの戦闘中に「しばし昔に戻るぞ!」と発し獣的強さを見せるシーンも削られていました。
まとめ
キングダムの実写映画がすっげえ面白かったマンガ全巻買いたい(*゚∀゚) pic.twitter.com/MVa7naUbWV
— アキヒロ!◢ │⁴⁶坂道専用 (@akihirosakagumi) November 19, 2019
今回は、キングダム実写映画あらすじ・ネタバレ!原作との違いは?というこでお届けしてきましたがいかがだったでしょうか?
ネタバレを含むあらすじもご紹介してきましたが、信達は果たして王弟・成蟜の反乱を阻止し王都を奪還することができるのでしょうか?
また、原作と映画との違いにも触れてきました。
新たに加えられたシーン、変更されたシーン、削られたシーンなどがあり、特に原作を知っている方はそれを見つけながら映画を見るのも楽しいのではないでしょうか?
私がご紹介してきた原作との違いも、あくまでも一部にすぎませんので、他にないかなと考察するのもありだと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!